September Records

セプテンバーレコードの店主です

丸7年が経ちました。

当店がオープンしてから今日で丁度7年が経ちました。今思えばあっという間の7年ですが、なかなか大変な事もあって一言では言えないけれど、、いつも来てくれる皆さんや通販などで買って頂いてみなさんのおかけで、これまで続けてこれました。

 

いつも気にかけてくださったり、ご利用頂き本当にありがとうございます。(写真は開店日の閉店後だったと思います。)

 

明日・明後日は13時から20時まで珍しくセールをしますので、初めての方も久しぶりの方も、もちろん常連さんも、是非ご来店頂けると嬉しいです。

 

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誰かの役に立っているんじゃないかという気持ちがモチベーションになります。お客さんに喜んでもらえるように、仕入れや店に出すものを考えたり、特に新しい音楽に出会えるように接客しているつもりです。そんな接客はいらないというような人にたまに凹まされたりもしたけれど、、ここ数年プライベートは殆ど一人なので、お客さんとの会話にとても助けられました。

 

レコードブームみたいなのに翻弄されることなく、うちらしくやって行くため、いつもやるべき事とすべきでは無い事を考えていますが、この一年は店を守る為にやらない事の方が多かったと思っていて、少し反省しています。

 

コロナが明けたとされた日からは、なんとなくモヤモヤしてしまっていて、身が入らない日が続いていました。その件については先日書いたので省略します。

 

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今日は自分にとっても誕生日だったので、有意義な1日にしようと思いました。今朝店に行き飾ってあった「田中ヤコブ / お湯の中のナイフ」を車に乗せ、大音量で流しながら運転してました。最後の曲では何度もうるうる来てしまって、生きているなと実感しました。

 

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午前中は高崎駅の構内にある、もう直ぐ閉店してしまう立ち食いそば屋に行ってきました。都内に行く電車に乗る前によく腹ごしらえしてきた店です。また一つ思い出の場所が無くなってしまうことが残念です。

 

一番思い入れがある立ち食い蕎麦屋は別にあります。高崎駅東口1Fにあるフードコートが出来る前、何も無いその場所にぽつりと立ち食い蕎麦屋がありました。

 

高校の頃何回も一人で行きましたが、放課後の寒い中、友達と行った時の雰囲気が今でも脳裏に焼き付いています。その時はかき揚げうどんでした。その友達は学年でも結構ヤンチャな部類のやつだったけど、入学して直ぐに仲良くなった僕だけに見せてくれる、明らかに優しい感じがすごく印象的で嬉しかったです。

 

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そのあと先週に引き続き碓氷峠に行ってきました。今日は横川駅から旧熊ノ平駅まで行って往復しました。そして鉄道文化むらでEF63の実車を見たり資料をみたり、、調べれば調べる程、過ぎ去った時に思いを馳せてしまいます。これについては長くなるので、聞いてくれそうな人に語りたいと思います。

 

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この間食べたラーメンがとても美味しく、黙って汗だくになりながら一気に食べ、最後の一滴まで飲み干しました。本物の昔ながらの無化調の中華蕎麦で、一口目食べた瞬間、25年前に食べたラーメンやその時の気持ちを思い出しました。

 

東京に住んでいた僕は帰省で群馬に戻った日、東京で出会った群馬在住の友達に誘われてクラブイベントに行きました。やはり居場所がなく深夜2時頃外に出ると外は極寒でした。まだ開いている一軒のラーメン屋を見つけ、転がり込むように中に入りました。そこで出されたラーメンは冷えた体に染み入るとても優しい味で、凄くほっこりした気持ちになりました。先日飲んだスープで、25年前のことが客観的な映像としてもフラッシュバックしてきました。

 

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セプテンバーレコードは僕がここにいる限り続けたいと思っていますが、今後どうなるか、いつなくなるかは本当にわかりません。採算が取れなくなるときよりも、誰のためにもならなくなってしまった時が終わりだと思います。もしそうなってしまった時、良い思い出としていつか誰かに思い出してもらえるような場所になれば嬉しいです。