
【ポーカーがある程度わかる人にしかわからない内容です】
20,000円出しのトーナメント、序盤は圧倒的チップリーダーだった。
左隣には驚愕の入賞率を誇る、友達の女性プレーヤーが鎮座しているものの、今日のプレイは冴えている。彼女から半分以上のチップをもぎ取っていた。
レイト後のブラインドは、5,000 / 10,000 / Ante 10,000、相対的にBBは減ってはいるものの、アベレージと同じくらいの26万点あるから、まだまだ上位を狙える圏内にいる。
入賞は17位から、現在214人中39人生き残っている。。あと半分くらいか。
そんなことを考えていると、テーブル割れから自分のテーブルに、師匠でもあるピョコタンが正面に移動してきた。その迫力に負けそうなくらい、いつもとは違ってオーラが凄かった。まるで風神雷神のように。
その直後のHJでK♠︎Q♠︎が入った。
レンジ通りオリジナルレイザーとして20,000点にオープン。
するとテーブルのチップリBBが50,000点に3BETしてきた。
まあ降りても良いハンドだけど、割と3BETレンジが広い相手だし、フロップ次第では逆転出来る良いチャンスなのでコールして対抗。
フロップはA♠︎T♠︎9♣︎、、、!!!
うぉーーー!
ロイヤルフラドロ&ストレートドロー!!!
アウツは♠︎9枚、♠︎除くJが3枚の合計12枚。48%※の確率で勝てることが出来る!!
(※実際はフラッシュ引いても、相手のフルハウスで負けることもあるのでちょっと勝率低い)
ポットは現在105,000点、とりあえず相手の動きを見るためにチェック。
すると、BBから100,000点のBETが飛んできた。
デカすぎるBETに困ってしまった。
相手はおそらくAA、AK、AQ、AT、TT、99などだろうか。
自分は12枚のアウツを引けなければ、これまでに築き上げてきた大量のチップを一気に減らしてしまう。でも引けば一気に優勝が見えてくる。
ポットベットだから、33%以上の勝率でコール出来る、降りることはできない。
オールインかコールか。
でもここで一発で負けるのは回避したい。
少し悩んで、、選んだのはコール!!
ん??、、あきらかに変な空気が流れた。
ざわっ、ざわっ、、、と。
え?コールなの?オールインじゃないの?
ピョコタンはじめ、周りからの心の声が聞こえてきた。
しまった、、一気に冷や汗が出てきた。
ターンは2❤︎。お互い全く関係のないカード。
既に冷静さを失っている。あっちはこちらのハンドをなんだと思っているのだろう。だが思考が停止してしまっていて、もう何も考えられない。
そして完全弱気のなかチェック。
するとBBはこちらを伺いながらチェック。
あれ?オールインじゃないの?一瞬思ったがもうリバーで引ける気がしないし、思考は停止している。向こうは絶対に何かしらヒットしているだろうから、現状では99.9%負けている。
そしてリバーは5♣︎。
案の定引けなかった。
終わった、、、。
ああ、、、、そして、BBからオールインくるだろうなーーと思った瞬間、やはりオールインが飛んできた。
またか、、やはり今日も勝てないのか、、血の気が引いて時が止まった。
相手に完敗、、、。無様な自分をもう見ていられたくない、、、そして、早めに諦めフォールド。
降りた瞬間、「あーーーー!!そこで降りちゃだめだよーーー!」とピョコタンから嘆きの一言が飛んできた。
はい、、、わかっているのです、、。ただ完全に負けていたし、でもまだ10万点残っているから、、、と言い訳を考えて、恥ずかしさをごまかした。
既にネクストハンドが始まっているが、ピョコタンはみんなが聞いている前で、周りの人と僕のハンドをあれこれ考察し始めた。
憔悴しきった僕は早く終わりにしたかったから正直にハンドを教えた。
「K♠︎Q♠︎のロイヤルドローで、、」
「あーー、、ロイヤルなのはどうでもいいけど、引きにいったのか〜
それなら覚悟をもってフロップでオールインしなきゃダメだよ!」
中途半端なプレイで負けた悔しさと、まわりのみんなからの哀れな視線と、これまでにない恥ずかしさと、、、左隣の女性プレイヤーからの「まだ戦えるよ!」という優しい言葉で感情がグラグラし、目に涙が滲んできた。
さらに次のハンドが配られはじめても、BBのピョコタンは「勝負をするときは覚悟をもたないと」というようなことを、残念そうな目をしながらぶつぶつ呟いていた。
僕は目線を上げられず自分の少ないスタックを見つめるしか出来なかった。
すると、さっきボコボコにされたチップリがBTNからオープン。
BBのピョコタンは残り7BBくらいだったと思う。そして「あのね勝負するときはこうやるの、オールイン!」と告げた。
圧倒的チップリはもちろん降りることなくコール!
そして開いたのはBBピョコタン55!
BTNチップリが出したのは66!
勝率約20%、、流石のピョコタンもオーバーポケットに少し残念そうだったが、全然諦めてない。
めちゃテーブル周りは盛り上がっていて、これマジでまくるんじゃない?みたいな雰囲気だった。
すると、なんと、リバーで一枚フラッシュを引き最後にピョコタンがまくり上げたのだ!!!
テーブルは大盛り上がり!!
周りの卓からも流石スーパープロとの声が響く。
ピョコタンの本当の強さを目の当たりにし、さっきの自分のプレイがいかにヘタレだったのか、身をもって知ることとなった。
自分はそこから二回オールインでスチールしチップを少し増やしたが、最後はフロップでオープンエンドストレートドローになったのでオールインしたが、やはり引けずに敗退した。
しょぼしょぼとテーブルを後にすると、しばらくしてハンドを降りたピョコタンが声をかけにきてくれた。
「これで勝てなかったのは、どこかが間違っていたんだけど、最後のプレーはあれで良かったよ」そう言い残してテーブルに戻って行った。
空いているテーブルに座り込み一人反省した。
悔しいのと恥ずかしいのとで感情がぐちゃぐちゃだったけど、、ピョコタンからの最後のフォローがとても嬉しかった。
プレー中に僕のプレイを注意してくれたのは、普通、赤の他人にはしないことだし、本当に強くなれよと気にかけてくれてる気がした。
うん、、もっとちゃんとしなきゃだめだな、そしてもっと強くなって、、いつか、はやく優勝して恩返ししなきゃなと、改めて決心した瞬間だった。
これが僕のSPADIEのハイライトです!
次回は必ず入賞する💪🏻
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◯考察
最初から同卓してたBBさんは、かなりライト3betしてたし、結構ラッキーしてスタック増やしてたから、プリフロップ3betに降りる選択肢はなかった。
フロップ開いて48%勝率があるってことは、その時点で52%負けてるんだから、絶対に大きなチップを減らしたくなかっら、降りるものありだったかも。
でも昨日の場合だとまだインマネにはまだ少し遠いので、やっぱ降りるのはなかったかも。
セオリー的には、ポットベットなので33%以上勝率ある場合はコール以上しなければならない。
コールするとスタックの半分以上をポットに入れることになるので、ポット30.5BB、自分の残り11BBになるので、SPRが0.36位と完全にコミットしているため、セオリーでは降りてはいけないことになる。
なので勝負する場合は、やはりフロップでリレイズオールインしか無くなるのかも。
オールインして引いて勝つか、勝ってる相手にプレッシャーかけて、フロップで降ろして勝つかしかない。
コールが一番だめ。
どうしても生き残りたいなら最初から降りる。
考えれば考えるほど、行くならオールイン一択だったなと、本当にダメなプレイをしてしまった。
この考え方は、何度も読んだり耳にしたりみたりしていたけど、本番で経験して指導を頂いたことで、なかなか消えない傷となり、ものすごく経験値が上がった気がします!
上記考察内容は間違えてるかも知れないので、お気づきの方はご指導ください!
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GTO上では、プリフロップでオールインでした☺️







